Kings-Edgehill School
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【カナダ・ボーディングスクール】King’s Edgehill School

カナダ ノバスコシア州にあるボーディングスクール、King’s Edgehill School(キングスエッジヒル・スクール)の紹介です。

King’s Edgehill Schoolのポイント

  • カナダ東部・ノバスコシア州にある6~12年生までのボーディングスクール
  • 1788年創立のカナダで最も古い私立学校
  • 歴史ある校舎と92エーカー(東京ドーム8個分)の敷地を持つキャンパス
  • 国際バカロレア・プログラム(IB)導入校(一般のカリキュラムでの卒業も可能)
  • 7割がカナダ人で3割が留学生という理想的なバランス
  • 全校生徒数は約400名でカナダ人含めて3分の2もの多くが寮生活生のため暖かな環境
  • 入学基準が低めで、英語が初心者でも入学可能(Grade 10までの場合は英語力を問われない)
  • サポートが手厚く、ESLはもちろん学生が学びを着実に進めていけるサポートが充実
  • 冬はスキーやスノーボードのアクティビティが頻繁に行われている学校
  • 大学進学率は約100%、ノバスコシア州立大学への推薦枠10人  (HPより

King’s Edgehill Schoolについて

カナダ最古の私立学校で、1788年にユナイテッド・エンパイア・ロイヤリストによってキングス・カレッジとして設立されました。翌年、英国国王ジョージ3世から王室認可を受けましたが、この栄誉は英国外で授与された最初の例です。

学校の設立当初の目的は、教育を受けるためにカナダ海外へ出てしまう若者を防ぐことでした。設立以来、多くの卒業生が軍事・法律・宗教・政治で重要な役割を果たしており、カナダ連邦結成に関わった「カナダ建国の父」のうちの2人も、この学校の卒業生です。

校舎の建物は、歴史ある趣を残しながらも、最新の補強工事が施されています。

アカデミック・プログラムは、生徒のリーダーシップや学力を伸ばすことに重点を置いており、学習サポートも充実しています。

現在の学長は、ご自身も家族で敷地内に住まわれていおり、お子さまもこちらの学校で教育を受けられました。他の職員も多く、敷地内に居を構えており、安心して学校生活を送れるよう四六時中、目が配られています。

カナダ全土また世界各国(約25ヵ国) から生徒が集まり、多様性と活気に満ちた、極めて現代的な学校です。

空路でのアクセス

最寄りの空港はHalifax Stanfield International Airport (YHZ)で空港から約40分の距離です。学校の徒歩圏内には、お店などがある小さな町があり、車で約40分でHalifax(ハリファックス)の繁華街へのアクセスが可能です。

日本かららアクセスするためには、国際線でモントリオールまたはトロントを目指し、そこから国内線への乗継ぎをしてハリファックスへ向かいます。

住所:33 King’s-Edgehill Lane, Windsor, Nova Scotia, B0N 2T0, Canada

カリキュラム

少人数制の教室、献身的で協力的な教師陣を備え、健全な基礎学力が生涯の財産になるという信念の元、卓越した世界レベルの教育を実現しています。

ジュニア・スクール(6~9年生)とシニア・スクール(10~12年生)の2部で構成されており、希望者は、国際バカロレア・プログラム(IB)を取得することも可能です。

ジュニア・スクール(6~9年生)

生徒たちは少人数制のクラスで、アドバイザーやコーチでもあるダイナミックで熱心な教師陣から、一人ひとりに行き届いた指導を受けることができます。

この学年は英語力を問われず、英語初心者にも留学生に門戸が開かれているのも大きな特徴です。

リーダーシップ、協調性、責任感を養う機会を提供しながら、生徒がシニアスクールの国際バカロレアプログラムにも備えられるよう、しっかりとした基礎学力を身につけることに重点を置いています。優れたプレゼンテーション能力、批判的思考能力、自己学習能力の育成は、21世紀の成功に必要な要素です。毎年開催されるジュニア・スクールのサイエンス・フェアは、このような基準がカリキュラムにどのように組み込まれているかを示す好例です。

さらに、エジンバラ公の「ヤング・カナディアン・チャレンジ」プログラムは、生徒のリーダーシップを称え、自己成長の機会を提供すると同時に、社会奉仕活動を通じて他人を助けることの満足感を生徒たちに教えています。このアウトドア・アドベンチャー・プログラムは、9年生のカリキュラムの一部です。

シニア・スクール(10~12年生)

成績と希望する進学先により様々なコースやクラスを選択することができます。本校では適切なクラスに生徒を配置することを重要視しているため、より適切なクラスがあれば、途中でクラスを変更することも可能です。

11年生以降の場合は、比較的高い英語力が求められれます。
上位クラスの生徒はIBのプログラムを受けることをおすすめします。本校は世界で最も早くIBを導入した学校の一つであり、40年以上の豊富なIB教育経験により、世界中の優れた大学への進学を実現しています。

進学先

卒業生の多くがカナダ全土および世界中のトップ大学に通っています。近年の主な進学先は以下の通りです。

トロント大学、ウォータールー大学、ビクトリア大学、 マギル大学 他

学校設備

92エーカーの広大な敷地に、運動場、コンサートホール、チャペル、研究室を揃えています。

カフェテリア

食事は全てカフェテリアで提供されます。通常、カフェテリア・スタイルで提供されるますが、気分転換にビュッフェを取り入れたり、特別な夕食には家庭的なスタイルで提供されることもあります。
400席あり、全校生徒が参加する大規模な行事にも対応できます。

メディカルサービス

キャンパス内に、熟練の医療スタッフが週5日、午前7時半から午後7時半まで、常駐しています。電話対応は24時間可能です。お子様が具合が悪くなった場合にはまずヘルスサービスに相談をしていただきます。必要な場合は市販薬を出すことが可能です
普段飲んでいるお薬がある場合は、基本的にヘルスサービスのオフィスで保管となります。

課外活動

当学校では、授業の中で毎日、お子様が活動的に過ごす時間があります。
シーズンごとに異なるスポーツ(全40種類、下記はその一部)を体験できる設備が整っています。

  • サッカー
  • バスケットボール
  • ホッケー
  • スキー・スノーボード(冬季)
  • レスリング
  • ラグビー
  • 野球
  • ゴルフ
  • ヨガ
  • バレーボール

文化系の課外活動としては音楽、カメラ、クッキングなどがあります。

留学生について

在籍する生徒の約3割が留学生です。留学生は基本的に、カナダ人生徒と同様にクラスに出席しますが、留学生の語学力習得のために、英語学習(ELL)プログラムも提供しています。

ELL(English as a Learned Language)のサポートが必要か否かは、TOEFL (Test of English as a Foreign Language) Juniorという語学試験と、定期クラス評価を組み合わせることで判断しています。

TOEFL Junior(A1:初級、A2:初級、B1:中下級)のいずれかのセクションでB1以下のスコアを取得した生徒は、特定の空き時間またはイブニング・セッションに追加の英語サポートを受けることができます。すべてのテストセクションでB2(Upper Intermediate)以上のスコアを取得し、クラス担任の承認が得られれば、空き時間や夜間のサポートセッションに参加する必要はありません。

English as a Learned Language (ELL)

留学生は、通常の授業に加えて、英語クラスを学ぶことができます。必要な場合は夕方や週末にもサポートを受けることができます。このプログラムの授業では、クラスやグループでのディスカッションに参加することで、会話力を養い、発音を上達させます。文章表現力を向上させるために、文章、パラグラフ、エッセイを書く練習をします。また、幅広いレッスンと課題を通して、文法と語彙の上達にも重点を置いています。
クラスは初級、中級、上級で分けられます。

ELL サマーキャンプ

サマーキャンプでは、ELLの集中授業の他にも、生徒が英語を使うことができる数多くのアクティビティや小旅行を提供しています。サマープログラムでは、ホエール(クジラ)ウォッチング、キャンプ、カヤック、ハイキング、ボーリング、乗馬などのアクティビティを用意しています。学生はキャンパス内の管理の行き届いた寮で生活し、食事は広々とした近代的なカフェテリアでとります。
非日常な生活の中で、自発的な英語学習体験を得ることができます。

授業
サマーキャンプ中の授業は月〜金曜日の9:00〜12:00まで。ELLクラスでは、リーディング、ライティング、スピーキング、リスニングのスキルを向上させます。教師と生徒の比率は1:12です。午後は13:00〜16:00まで補習授業があるか、午後のアクティビティがあります。

課外活動と校外授業
スポーツセミナーでは、様々なスポーツを学び、プレーする機会があります。また、博物館、公園、ビーチ、湖、遊歩道、ショッピングモールなど、さまざまなアトラクションに日帰りで出かけます。アクティビティは午後、夕方、週末に行われます。

キャンプ終了旅行
ELLの授業が終わると、2~3日の小旅行に出かけます。通常、ノバスコシア州、ニューブランズウィック州、プリンスエドワード島の湖やビーチの近くでキャンプをしたり、ホテルに泊まったりします。食事はすべて提供され、様々なアクティビティが企画されます。旅行中も監督が行き届いており、いつでも連絡を取ることが可能です。携帯電話番号はキャンプ期間中、当校のウェブサイトに掲載され、すべてのキャンプ活動はキャンプ用のブログに掲載されます。

学習サポートプログラム

King’s Edgehill Schoolでは、すべての生徒が成功するための平等な機会を得るべきだと考えられており、すべての学生に対し個々のニーズに合わせた学習サポートと配慮を提供しています。
読み書きや書き取りの作業が苦手な生徒、教室で集中することが困難な生徒、整理整頓の作業に特有の問題を抱える生徒、失読症などの学習障害、注意欠陥障害があると診断された生徒などに向け、メモの取り方、備品の整理、テストや試験に向けた勉強のサポート体制が充実しています。

  • 生徒が得意な分野と改善が必要な分野を特定できるようにサポート
  • 生徒が自分に合った学習戦略を立てられるようサポート
  • 生徒の読解力、数学力、作文力をサポート
  • 学生の組織力、時間管理力、テスト受験スキルの向上をサポート
  • 学習を強化するための支援テクノロジーを提供
  • 教員やアドバイザーと緊密に連携
  • 保護者とのコミュニケーションと面会
受験方法

各学年レベルの空きには限りがあるため、早めの申し込みをおすすめしています。

  • Step1:学校サイトから受験生用のアカウントを作成し、オンライン上で受験申込書を記入し、提出
  • Step2:下記必要書類の提出
    ・パスポートのコピー
    ・学業成績フォーム(学校指定のフォームを受験者が在籍していたor在籍中の学校の校長、指導責任者、または教師に記入してもらい、記入者が学生の成績表と合わせて直接KESへ提出する)
  • Step3:学校見学、面接
    ※入学希望者には保護者同伴の学校訪問をお勧めしています。受験生は在校生と一緒にツアーを行い、クラスに出席し、昼食後に、学校長との面接を実施します。見学に行けない受験生にはオンラインでの面接も対応しています。

詳細は、Connect Studyまでご連絡ください。弊社では、願書提出前に入学許可の可能性を問い合わせることが可能です。

学校生活の様子

寮生の一日

7:00-7:45 – 朝食(カフェテリアでハウスペアレントとチェックイン)
7:50 – 部屋の点検
8:00 – 片付け
8:10 – チャペル/集会/アドバイザーミーティング
8:35-12:00/12:45 – 授業
12:00-1:30 – 昼食 (ジュニアは12:00-12:45、シニアは12:45-13:30)
1:30-2:30 – 授業
2:30-4:30 – ジュニア:スポーツとクラブ
2:30-3:00 – シニア:チュートリアル
3:15-5:00 – シニア:スポーツ
5:30-6:15 – 夕食
6:15-7:10 – 自由時間とクラブ
7:10 – 点呼
7:30-9:30 – 予習時間(evening prep)
9:30-10:00 – 自由時間とおやつ
10:00 – 消灯準備
10:30 – 消灯

※ジュニア(7年生と8年生)の予習時間は7:30-9:00pm、消灯は9:45pm。
※日曜日から木曜日は予習時間の後、”クワイエットハウス”(大音量の音楽禁止、廊下では静かに)の時間となります。

動画
制服

学校では制服の着用を求められています。また制服以外を着用する時間は、歴史あるKing’s Edgehill School生としてふさわしい適切な服装(過度な露出やデザインを控える)や髪の毛(そのままの自然な色)であることが求められます。

周辺環境

Windsor ウィンザー

ハリファックスの中心地から車で約1時間のWindsor(ウィンザー)という静かで小さな町です。治安が良く、小さなお子様も安心していただける環境です。
Sobeysなどのスーパーや、中華料理屋、マクドナルドなどの飲食店もあります。

カナダの東部にあるため、アジアからの留学生は西部に比べると少なくなります。

Halifax ハリファックス

学校から車で約40分の距離にあるハリファックスは、人口約40万人を有するカナダ大西洋岸地方最大の文化・経済の中心都市です。
カナダの中では、比較的冬は暖かく過ごし易く、1〜2月の平均気温は日中はは0度程度(夜間は-10℃)です。雪は比較的少なめです。暖かな人柄の方が多いのも特徴です。

学生寮について

全学生の約7割が寮に住んでいます。
一般的なボーディングスクールでは、寮生の割合が少ないことも多く、留学生が主に寮生として暮らす場合も珍しくありません。しかし、King’s Edgehill Schoolでは、多くのカナダ人現地の学生も寮生として暮らしています。授業が終わって、留学生だけが寮で暮らすという学校とは違い、授業後も、週末も、ほとんどの学生が一緒に寮で暮らし、一生の友人となるクラスメイトと支え合い、暮らす学校生活を送ることが可能です。

概要

学校名King’s Edgehill School(公式サイト
Nova Scotia (ノバスコシア州)
都市名Windsor(ウィンザー)
住所33 King’s-Edgehill Lane, Windsor, Nova Scotia, B0N 2T0, Canada
創立年1788年
学校形態共学
対応学年Grade 6 – 12
生徒数約380名(うち日本人は5〜10名程度)
クラス人数平均14〜15名
開始日9月
合格率*80%
カリキュラムカナダの教育基準を満たす伝統的カリキュラム または IB
入学基準過去の学校の成績、入学試験、面接による
(英語力と学業の基準は特に設定はされていない)
ESLあり(ELLプログラム)
*合格率は全体の数字であり、留学生に限定した数字ではありません。

費用(2024年度)

授業料と主な費用は下記の通りです。

受験料 C$ 200
授業料(ボーディング) C$ 72,500
制服C$ 500
体操服C$ 560
国際健康保険C$ 700
テクノロジー料金*1C$ 250
イヤーブックC$ 75
IB プログラム(Grades 11-12合計概算)C$ 500-1,400
Legacy Fee(寄付金)C$ 2,500
ELLプログラム参加費:A1初級C$ 3,500
ELLプログラム参加費:A2初級C$ 2,500
ELLプログラム参加費:B1中下級C$ 1,000
ELLサマーキャンプ参加費(希望者のみ)C$ 2,900
https://kes.myschoolapp.com/ftpimages/459/download/download_7118003.pdf
*上記費用はカナダドルでの学校公式発表に基づく現行料金であり、変更になる可能性があります。
*授業料には、ネットワーク使用料、教科書、レクリエーション施設利用料、学生寮、全ての食事、ランドリー、日常の健康ケア、学術およびスポーツイベントのための定期的な学校からの移動費用が含まれています。
*この他、渡航費用、また学生により下記の追加の料金が発生します。パソコン関連備品、週末のアクティビティやオプショナル旅行への参加、スポーツ大会、医療費、理学療法、カウンセリング、個人指導、卒業式、大学出願にかかる費用、ドライクリーニング、学校写真、お小遣い、備品の紛失・破損、損害賠償金などです。
*分割払いで行うことが可能です。詳しくはお問い合わせください。
*1 テクノロジー料金には以下のサービスが含まれます。パソコンヘルプデスク利用料、学校のユーザーアカウント、メールボックス、Microsoft One Drive クラウドストレージ(1TB), Microsoft 365サブスクリプション、授業で必要となるソフトウェア、プリンタ印刷代など。

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