BCS
カナダボーディングスクール中学生留学高校生留学

【カナダ・ボーディングスクール】Bishop’s College School

カナダのケベック州シェルブルックにあるボーディングスクール、Bishop’s College School(ビショップ・カレッジ・スクール)の紹介です。

Bishop’s College Schoolのポイント

  • 山と湖に囲まれた250エーカー(東京ドーム22個分)の美しい伝統ある学校
  • 40カ国以上の多様な学生が在籍
  • 全生徒のうち85%が寮生
  • 学習や語学力向上へのサポート体制が充実
  • IB、STEM教育導入校
  • フランス語文化圏のケベックに位置し、フランス語もしっかり学べる
  • 発達に特性のあるお子様へのサポートあり

Bishop’s College Schoolについて

Bishop’s College School ビショップ・カレッジ・スクール(BCS)は、カナダのケベック州Sherbrooke(シェルブルック)にある、7年生から12年生までを対象とした全寮制の独立系英語学校です。

1836年に男子校として創立されましたが、1972年にキングス・ホール学校と合併して男女共学校となりました。長い歴史を感じさせる伝統として、週3回のチャペル(現在は無宗派)、ハウスごとの社会的組織、盛んで多彩な課外活動などが残っています。BCSには強いリーダーシップの文化があり、寮内での生活や、様々な活動や委員会、カデッツプログラム(後述)を通して、リーダーシップを発揮する機会があります。

発達に特性のあるお子様の受け入れを行なっており、医師の診断書に基づきエクストラの支援を行う体制があります。

またBCSは35年以上にもわたって、世界50カ国から約200校が加盟している世界的にも大きな国際的私立学校連盟の一つであるRound Square(ラウンドスクエア)のメンバーです。
加盟校は、ラウンドスクエアの精神(基本理念)でる”I.D.E.A.L.S.”(「国際理解」、「民主主義の精神」、「環境問題に対する意識」、「冒険心」、「リーダーシップ」、「奉仕の精神」)を体現するために、国際交流や奉仕活動に取り組み、世界中にある加盟校との交流を通して、国際社会で活躍できる人材の育成を目指しています。

ロケーション

学校が位置するシェルブルック市は、モントリオールから車で約1時間半のケベック州イースタンタウンシップス地方最大の街です。自然の中にありながら、約17万の人口を抱える文化的施設も豊富な街です。

カリキュラム
ミドル・スクール(Grade 7-10)

ミドルスクール・プログラム(Grade 7-10/ FormII-V)では、自立し、力強く、批判的な思考を持つ生徒を育てることに重点が置かれています。生徒たちは、しっかりとした学習習慣を身につけ、様々な教科に関連性を見出す力が備わります。

教師は、生徒が質問を通して概念を理解し、グループワークを通して社会性を養い、魅力的な活動を通して知識と理解を深め、問題解決を通して自分の力を試すことができるよう、特別な学習機会を提供します。教科横断的に考える能力を評価することで、教室内にとどまらず、教室の外でもより深い学びを追求するよう促します。

最終学年となるGrade 10/ Form V(10年生)では、統合的なプロジェクトに取り組むことにより、ミドルスクールで学んだ内容を確かなものにします。

ミドルスクールでは下記6つの主要教科を学び、その上で教科横断的に考える力を身につけます。

  • Languages – 言語学
  • Mathematics, Science & Technology (STEM)- 数学、科学、テクノロジー(STEM教育*)
  • Social Studies – 社会学
  • The Arts & Options – 芸術と選択科目
  • Personal Development – 自己啓発
  • Career Development – キャリア形成
    *STEM教育とは、科学(Science)、技術(Technology)、工学(Engineering)、数学(Mathematics)分野を統合的に学び、将来、科学技術の発展に寄与できる人材を育てることを目的とした教育プランのこと。
シニアスクール(Grade 11、12)

シニアスクール(Grade 11、12/ Form VI、VII)のアカデミック・カリキュラムは、分野を超えた学習へのアプローチやスキルの開発、知識と概念的理解の習得に重点を置いています。

本校はIB (国際バカロレア)の全課程と、シニアスクールの生徒を対象に、様々なIBコースを含むコース・サーティフィケイトを提供しています。

Grade 11/Form VI(11年生)の生徒はQuebec Secondary Studies Diploma ケベック・セカンダリー・スタディーズ・ディプロマ(QCSSD)を、Grade 12/Form VII(12年生)の生徒はNew Brunswick Secondary School Diploma ニュー・ブランズウィック・セカンダリー・スクール・ディプロマ(NBSSD)を取得することができます。

シニアスクールの進路は下記6つの主要教科とIBコアを中心に構成されています。生徒は自分の興味や強みに合わせて科目を選択し、個別のプログラムを作成します。

  • Studies in Language & Literature – 言語と文学の研究
  • Language Acquisition – 言語習得
  • Individuals & Societies – 個人と社会
  • Sciences – 科学
  • Mathematics – 数学
  • The Arts – 芸術

IBの全過程を修了しない場合でも、カナダの標準過程を履修して卒業することが可能です。

学校独自のカリキュラム

テクノロジー教育
STEM教育を行っているBCSでは、ミドルスクールの6つの教科のうち、数学分野の中にロボット工学のクラスを設けています。
このクラスでは、スタートからゴールまで自走するロボットをプログラミングしたり、様々な活動をしています。(詳しくはこちら参照

テクノロジー・ポリシー
BCSでは卓越した教育と学習をサポートするためにテクノロジーを活用しています。
テクノロジーは、責任ある、効率的、倫理的、合法的な方法で使用されれば、貴重で多様な、ユニークなリソースを学生に提供できると信じています。生徒は、当校の利用規定に従いテクノロジーを利用することが認められています。

私物端末持ち込み(BYOD)プログラム
学生は学校が指定する要件を満たしたノートパソコンを持参する必要があります(Bring Your Own Device, BYOD)。

学業目的優先
ノートパソコンやインターネットの利用は、娯楽的な利用よりも学業利用が常に優先されます。授業時間中や学習時間中のテクノロジーの使用は、教師または予習時間中の当番の裁量に任されています。授業中や自習時間中に不適切と思われる使用があった場合、生徒はその責任を負い、懲戒処分の対象となることがあります。

私物端末の使用
生徒私物のノートパソコンやスマートフォン、iPad、Playbooks、Slate Tablets、Kobos、Kindles、その他の電子書籍リーダーなどの個人用デバイスは、学校のWi-Fiネットワークに接続することができますが、アクセス時間は学年によって異なります。
重要:個人用ルーター、ネットワーク機器、外部インターネットスティックはキャンパス内では使用できません。そのような機器を所持している生徒が発見された場合、没収され、在学期間中保管されます。

個人ファイルと学校書類の管理
生徒は、学校の重要な課題やその他の個人的なファイルをバックアップする責任があります。これは、無制限のクラウドストレージが付属し、学校から提供される生徒のGoogle School Accountのサブスクリプションによって実現できます。また、USBメモリや外付けハードドライブなどの外部メディアにバックアップすることもできます。学校ではそのようなデバイスは提供しておりません。コンピュータの故障によるファイルの紛失は、学業上の責任を免除するものではありません。

カデッツプログラム
Cadets Program(カデッツプログラム)とは課外活動の一つとして、個人の責任感、リーダーシップ、自己規律を養う士官候補生のプログラムです。
本校で1861年に設立されたビショップ・カレッジ・スクール第2士官候補生隊は、カナダで最も古くから活動を続けている士官候補生プログラムです。その伝統を現在でも引き継ぎ、現在もリーダーシップ・プログラムの重要な体験学習要素として生徒全員が参加しています。

1年を通して、生徒たちはチームワーク、コミュニケーション、リーダーシップのスキルを身につけるため、快適な環境から離れ、さまざまな活動に参加します。
活動には、行進訓練、キャンプ、ハイキング、アーチェリー、ジップライン、オリエンテーリング、ハイロープコース、キャンプクラフト(サバイバルスキル)などがあります。

またこのカデッツプログラムに参加することで、すべての生徒が救急救命の訓練と資格認定を受けることができます。これはお子様が将来どこに行っても役立つスキルとなるでしょう。

学習サポートプログラム

BCSでは生徒のレベルや特性に合わせた、様々な学習サポートが充実しています。

アカデミック・レポート
本校の学生は、学業における潜在能力を最大限に発揮できるよう、包括的なサポート・サービスを利用することができます。これらのサービスは、生徒の学力は常に発達しているという理解に根ざしています。さらに、BCSはIBワールドスクールとして、生徒が探究者、思考者、コミュニケーターとなり、異文化間における能力を高め、グローバルな市民、生涯学習者となることを奨励しています。

入学初日から、全生徒が当校のユニバーサル・サポートを利用することができます。このような学業支援サービスは、当校の文化に深く根付いたものであり、学業における卓越性の伝統の基盤となっています。当校では、すべての生徒のニーズに応えるため、成功に必要なツールを提供する複数のサポート・サービスを用意しています。

努力評価
定期的に教師が生徒の学習への取り組み方を評価します(月2回まで)。
努力評価は成績ではなく、生徒の自己管理能力、協調性、態度、全般的な取り組み姿勢を評価するものです。この評価は、生徒が学習者としてさらに成長することを奨励すること、予習時間(宿題)に特別な注意や監督が必要な生徒を特定すること、保護者に子供の進歩状況を知らせることが目的です。

中間進捗レポート
4月と10月に進捗状況報告書が送られます。
このレポートのカテゴリーは、行動、授業への参加、自己管理能力、課題の完了、コース目標の達成です。

成績表
1月と6月に各科目の成績表とコメントが送られます。
第1学期の成績表は生徒の最終成績の40%、第2学期の成績表は60%が反映されます。各レポートカードには、各教科の成績とクラス平均(Form VIIを除く)が記載されています。さらに、各教科の教師は、生徒の長所、課題、学習目標達成の全般的な進捗状況を強調し、コースにおける生徒の成績についてコメントします。また、次回の報告期間に向けて重点的に取り組むべき目標を提案することもあります。

保護者面談
保護者や学生が各教科の担当教師と成績や進捗について話し合う面談を行います。これらの面談は通常、成績表が発行された後のタイミングで行われます。
生徒に関しての支援のやり取りは、本校の学業支援サービスモバイルアプリ内に細かく記録され、共有されます。 このアプリケーションにアクセスすることにより、生徒に関する情報を安全に共有することができます。生徒に関する情報には、プロフィール情報、スケジューリング、支援サービスのアクセス追跡、リアルタイムのセッションノート、および関連する進捗レポートなどが含まれます。

エンリッチメント・センター(EC) 
R.D.W. Howson Enrichment Centre (R.D.W.ハウソンエンリッチメントセンター、EC)は、生徒が勉強や一般生活で成功するために必要なツールを身につけるのを支援しています。 ECチームは、誰もが同じ学習スタイルやニーズを持っているわけではないことを認識し、生徒と協力して目標を設定し、時間を管理し、優先順位を付け、成功のための戦略を見つけるのを手助けしています。彼らはまた、教師と協力して、生徒が自分の能力に自信を持つのを支援しています。

科目特化型サポート
科目特化のサポートは、ECを通じて調整され、すべての生徒にさまざまな科目のスキルを向上または開発する機会を提供しています。 科目特有のサポートは、月曜日から木曜日の午後7:00から午後9:00の間に提供されています。学校の授業時間中の定期的な教室サポートに加えて、生徒は課題や総合評価(テスト、試験、プロジェクトなど)の準備に追加の支援が必要な場合があります。

ECサポートチームのメンバーは、現職の当校教師、退職した当校教師、または特定の専門分野を持つ大学生です。例えば、数学、科学、化学、物理学、フランス語、歴史、または英語などです。これらの教育者は、生徒の特定のニーズに応じて、一対一または小グループの設定で生徒と協力しています。

各科目領域は、生徒の需要に応じて、週に1〜2回の夜に割り当てられます。 科目特有のサポートのスケジュールは、学年初めに生徒に伝えられ、必要に応じて適宜調整されます。生徒、教職員、および寮のスタッフには、これらのサポートに関する毎日の更新とリマインダーが送られます。

ESL、ESL(+)プログラム

本校のESL(English as a Second Language)、ESL+は、英語を母語としない生徒をサポートするために作られたカリキュラムです。

ESLコースとESL+プログラムは、専門のESLスタッフによって提供されます。これらのコースは、生徒の筆記、口頭、読解、リスニングの理解力を高めるようデザインされており、同時に、生徒が通常の英語クラスと同様の内容に取り組めるよう配慮されています。

年間を通して継続的な評価の機会があり、生徒が適切なレベルのクラスに配置されるよう、定期的にクラス替えが行われます。継続的な評価により、英語力が目標に達した生徒は、ELSを卒業し、通常の英語グループ(ELA)に移動できるようにします。

特別支援

合理的配慮
IBにおいて、インクルージョンとは、学習上の障壁を取り除くことによって、すべての生徒のが学習に意欲的に取組めるようになることを目的としています。まずは、心理学や医療機関などの専門家から発行されたレポート(費用は家族負担)や、教師による観察やワークサンプルなどの実証後に、生徒は評価テストを受ける際に配慮を受けることができます。
具体的には、以下のような配慮を受けることが可能です:

・時間の延長
・記述による説明
・電子筆記用具の使用
・音声認識または読み上げソフトの使用
・書き起こし
・実用的な支援または修正された資料

これらの配慮は、通常、個別教育計画(次項)の一部であり、生徒は普段からこれらの配慮の下で学習をする練習をします。最終試験だけでなく、学年を通しての配慮も考慮されます。

個別教育計画の実施
エンリッチメントセンターが、神経心理学的評価を受けた生徒のための個別教育計画(Individual Education Plan, IEP)を担当しています。
生徒、保護者、生徒の教師、ECチームメンバー、カウンセラー、学術部長が参加するIEP会議が1年に3度開かれます。(年初めの会議(9月または10月)、中間レビュー(2月)、最終レビュー/レポート(5月))
会議では、生徒の強み、実施される特定の学習戦略、改善すべき領域、権利のある調整の確認と設定を中心に話し合われます。

個別教育計画は、評価と推奨事項の読解、IEP会議、戦略とサポートの実施に続いて、ECスタッフによって作成され更新されます。目標は、生徒が学習を示すのに役立つ道具や環境の使用に慣れ、最大限の可能性を引き出すことです。

学科特化型チューター
特定の教科の一般的な知識や理解を深めたい学生や、全体的な成績やグレードを向上させたい学生は、チューターをつけることができます。チューターは基本的に、生徒が特に力を入れたい科目について、様々な方法で説明します。時には、家庭教師は宿題やテストに向けての準備のお手伝いをすることができます。

フランス語について

学校のあるケベック州は一般的にカナダのフランス語圏として知られているエリアですが、本校は英語学校となります。
基本的には英語で授業が行われますが、すべての学生がフランス語も学習します。教室外でのフランス語の使用も禁止されていません。

進学先

卒業生の99%が大学へ進学します。大半の学生がカナダ内の大学へ進学しますが、アメリカやそのほかの世界中のトップ大学にも進学しています。
本校ではシニアスクール(Grade 11、12/ Form VI、VII)の生徒に対し、個別の大学進学についての面談を実施しています。
2018年〜2023年の進学先は以下の通りです。(2023年の進学は太字

・カナダ
Acadia University, Alberta University of the Arts, Algoma University, Bishop’s University, Brock University, Carleton University, Concordia University, Dalhousie University, Fraser International College, HEC Montréal, Humber College, Huron University College, John Abbott College, Lakehead University, Lasalle College, Laurentian University, L’Université Laval, Loyalist College, McGill University, McMaster University, Mount Allison University, Nipissing University, OCAD University, Ontario Tech University, Queen’s University, Ryerson University, Saint Mary’s University, Simon Fraser University, St. Francis Xavier University, St. Thomas University, St. Lawrence College, Toronto Film Schoo
Toronto Metropolitan University
, Trent University, Université du Quebec à Montreal, University of Alberta, University of British Columbia, University of Calgary, University of Guelph, University of King’s College Halifax, University of New Brunswick, University of Ottawa, University of Prince Edward Island, University of Saskatchewan, Université de Sherbrooke, University of Toronto, University of Victoria, University of Waterloo, University of Windsor, Vancouver Island University, Western University, Wilfrid Laurier International College, Wilfrid Laurier University, York University

・アメリカ
American University, Arizona State University, Boston University, Brandeis University, California State University, Castleton University, Chapman University, Clarkson University, Colgate University, Columbia University, Dallas Baptist University, Drexel University, Fordham University, Franklin Pierce University, George Washington University, Hofstra University, Johns Hopkins University, Lehigh University, Loyola Marymount University, Michigan State University, New York University, Northeastern University, Pennsylvania State University, Rensselaer Polytechnic Institute, Saint Leo University, Saint Louis University, Santa Clara University, Seton Hall University, St. John’s University, St. Lawrence University, Stony Brook University, SUNY, Syracuse University, The Ohio State University, University at Buffalo, SUNY, University of California, University of Massachusetts, University of North Carolina, University of North Florida, University of Pennsylvania, University of Southern California, University of South Florida, University of Texas at Austin, University of Vermont, University of Washington

・イギリス
Durham University, Imperial College London, King’s College London, Oxford Brookes University, Royal Holloway, University of London, University College of London, University of the Arts London, University of Edinburgh, University of Manchester, University of Warwick, University of York

・その他
EDHEC Business School (France), EHL Hospitality Business School (Switzerland), Hong Kong University of Science & Technology (Hong Kong), IE University (Spain), Instituto Tecnologico Autonomo de Mexico(Mexico), ITIC (France), Les Roches (Switzerland), Sciences Po (France), University of Amsterdam (Netherlands), University of Sydney (Australia), Yale-NUS College (Singapore)

学校設備

250エーカーの広大な美しいキャンパスの中に、ホッケー場、運動場、テニスコート、スカッシュコート、体育館、ウェイトトレーニングルーム、クロスカントリートレイル、乗馬施設などを備えています。

メディカルサービス
キャンパス内に医務室があり、看護師が24時間体制で常駐しています。学校には理学療法士も在籍しています。
緊急の場合は、車で約15分のところにある病院を利用することがあります。

スポーツクラス
春、秋、冬の年3 回、週5日のスポーツクラスに参加します。チームスポーツと個人スポーツだけでなく、競技スポーツと非競技スポーツを含む20以上の中から選ぶことができます。またスポーツだけでなく、アートクラスも選択することができます。主なクラスは以下の通りです。

  • クライミング
  • ダンス
  • ゴルフ
  • 乗馬
  • ラグビー
  • ラクロス
  • テニス
  • ヨガ
  • スキー&スノーボード
  • アート
  • カーリング
  • アイスホッケー

課外活動
BCSはアイスホッケーの強豪校として有名で、カナダ最古の屋内アイスホッケーリンクもあります。
他の課外活動としては模擬国連や合唱、放送部、演劇部などがあります。

留学生について

40以上の国からの留学生が在籍し、全生徒の半数が留学生です。カナダ人であっても、カナダ以外の国で育った生徒や、同国の異なる文化圏で育った生徒も多く、非常に国際的で多様性にあふれた環境です。

留学生は米国、メキシコ、ドイツからが多く、他には中国や日本からの学生もいますが、カナダ以外では、どの国籍も11〜12%を超えることはありません。
本校では日本語を話すスタッフはいませんが、5、6名の日本人留学生が在籍しています。(2024年現在)

受験方法

1年を通して入学申し込みを受けつけており、学期途中の入学も可能です。ただし、各学年レベルの空きには限りがあるため、早めの申し込みをおすすめしています。

  • Step1:オンライン上で受験申込書を記入し、提出
  • Step2:下記必要書類の提出
    ・パスポートのコピー
    ・出生証明書(正式な翻訳者・機関の英訳付きであること)
    ・過去2,3年分の学業成績証明書
    ・在籍していたor在籍中の教師からの推薦状
  • Step3:面接(オンライン可)、入学試験(※学年による、英語・数学)

詳細は、Connect Studyまでご連絡ください。弊社では、願書提出前に入学許可の可能性を問い合わせることが可能です。

学校生活の様子

イブニング・ハウス・プレップ
本校のスケジュールの一環として、「Evening House Prep イブニング・ハウス・プレップ」と呼ばれる夜間学習時間が設けられています。生徒が学校の課題や宿題に集中できる静かな時間です。
「イブニング・ハウス・プレップ」は、寮のハウスペアレント、または特定の教科の専門知識を持つ教員が監督します。当番の教師は、生徒が課題に集中できるよう手助けしたり、学業プログラムに関する心配事について生徒と話し合ったりします。この「イブニング・ハウス・プレップ」は、当校の伝統であり、生徒が生涯にわたって学習習慣を身につけるために必要な習慣と仕組みを確立するのに役立っています。

動画
制服

授業がある日は制服の着用が求められています。また制服以外を着用する時もは、学校を代表している自覚を持つ良識のある服装であることが求められます。
ピアスも禁止でありませんが、運動の際には怪我がないように取るか、絆創膏を貼ってカバーする必要があります。

周辺環境

▶Lennoxville レノックスヴィル
学校があるレノックスヴィルは人口は約700人の小さな地区ですが、ビショップ大学をはじめ多くの学校が集まるエリアで、静かで安全な環境です。レストラン、カフェ、薬局、スーパーなどがあります。

▶Sherbrooke シェルブルック

学校から車で約10分のところに位置するシェルブルックはカナダ東部ケベック州南部にあるこのエリアの中心都市です。
市内には仏語系のシェルブルック大学と英語系のビショップス大学の二つの大学があり、多くの学生、大学職員や研究者が住むアカデミックな街です。また、シェルブルック市はサン・フランソワ川とマゴク川という二つの川の合流点に位置し、周囲にはマゴグ湖やマサヴィッピ湖といった湖やスキーリゾートもある自然豊かな一面も持っています。

市内にはウォルマートやカーフールなどの大型ショッピング施設、マクドナルド、スターバックス、寿司店、映画館などがあります。

Montreal モントリオール
ケベック州の州都であるモントリオールまでは、学校から車で約1時間半です。モントリオールまではバスもあり、買い物やホッケーゲーム観戦などが学生に人気です。

空路でのアクセス

モントリオール・ピエール・エリオット・トルドー国際空港(YUL)
一部の日本の主要都市からモントリオールへの直行便が運航されています。多くの場合、トロントやバンクーバーなどのカナダの主要都市で乗り継ぎ便を利用してモントリオール空港へ向かうことができます。シェルブルックの中心部まで車で約2時間弱(約170km)ほどの距離です。

学生寮について

BCSの生徒は、カナダの近隣の町や遠く離れた国から集まった国際感覚豊かな仲間とともに生活し、学び、遊びます。世界各地から集まった多様な生徒たちが、互いに強い絆を築き、寮での生活に大きな豊かさをもたらしています。全生徒の約85%が寮で生活しています。

各寮(ハウス)は、BCSの多様なコミュニティーをバランスよく反映しています。 保護者の方々は、校内の大人たちによる子供たちへの万全のケアに安心されることでしょう。教職員、アドバイザー、ハウスペアレンツは、個人的、学業的なサポート、日々の生活体制を整え、安全で品格あるコミュニティーの中で、生徒のライフスキルが開花するような活気ある経験をお約束します。

寮生の一日

7:45-8:20 – 朝食
8:25-8:45 – チャペル/集会/アドバイザーミーティング
8:50-10:45 – 授業
10:45-11:00 – 休憩時間
11:05-12:00 – 授業
12:00-13:15 – 昼食
13:15-15:10 – 授業
15:30- スポーツ、アクティビティクラス
17:15-18:30 – 夕食
19:30-21:30 – 夜間学習時間(イブニング・ハウス・プレップ)
21:30- 自由時間(消灯は22時から0時、学年により異なる)

寮は全部で10棟あり、寮生用が8棟、通学生用が2棟です。それぞれの寮に名前や歴史があり、毎年寮対抗の運動会も開催されます。寮内での小さなイベントは毎週開催されます。寮にはそれぞれハウスペアレントである寮母・寮父が配置され、キッチンも完備されています。

学校データ

学校名Bishop’s College School (BCS)(公式サイト
Quebec (ケベック州)
都市名Sherbrooke(シェルブルック)
住所80 chemin Moulton Hill, Sherbrooke, Quebec, J1M 1Z8, Canada
創立年1836年
学校形態共学(1972年より)
対応学年Grade 7 – 12
生徒数約280名
クラス人数平均15名
開始日9月 (他の時期の入学も受け入れ可能)
合格率非公開
カリキュラムカナダの教育基準を満たす伝統的カリキュラム、またはIB
入学基準過去の学校の成績、入学試験、面接による
(英語力の基準は特に設定はされていないが、成績や出席率が良くない生徒は入学ができない場合あり)
ESLあり(ESL)
特別支援発達特性のあるお子様のサポートあり(診断書結果による)
*合格率は全体の数字であり、留学生に限定した数字ではありません。

費用(2024年度)

留学生向け受験料、ボーディングにおける授業料は下記の通りです。

受験料 C$ 200
授業料(ボーディング) C$ 83,100
寄付金   C$ 4,500
デポジット C$ 3,000
年間テクノロジー費C$ 650
*上記費用はカナダドルでの学校公式発表に基づく現行料金であり、変更になる可能性があります。
*上記授業料金には授業料、学生寮、ランドリー設備、全ての食事、日常の健康ケア、カデッツ費用などが含まれています。
*この他、渡航費用、留学プログラム参加費、制服代、図書費、卒業式の写真、また学生により下記の追加の料金が発生します。ESLクラス(約7,000ドル)、医療保険、ワークブック、ノートパソコン、制服、シャトルサービス、特別カリキュラムおよびスポーツプログラム、スポーツトーナメント、スポーツセラピー、オプションの旅行やアクティビティ、ドライクリーニング、学校写真、カフェテリアの費用などです。

Connect Study海外留学センターはボーディングスクールへの留学手配を行う正規エージェントです。詳しい費用はConnect Studyへお問い合わせください。

留学相談はConnect Study海外留学へ

京都にある全国オンライン対応の留学・ワーキングホリデー留学エージェントConnect Study海外留学では、経歴12年以上の専任留学アドバイザーが一貫して皆様の留学・海外体験をサポートします。未成年向けの事前オリエンテーションや研修が充実し、お子様の留学を安全に実りあるものになるようお手伝いいたします。

Connect Study海外留学では全てオンラインであなたの留学をしっかりサポート。少人数制なので、オリエンテーションも資料もその方の希望やタイプに合わせてカスタマイズした内容で実施。安心して出発いただけます。

Connect Study海外留学は、留学手配だけをする会社ではなく、あなたの将来を一緒に考えて留学プランを考えます。

留学にご関心のある方は、LINE公式アカウントまたはこちらより無料の留学相談をお申込みください。

Connect Study 海外留学センター
〒600-8449 京都市下京区新町通松原下ル冨永町107-1 GROVING BASE 37
電話: 050-3690-5159  LINE: @study7
E-mail: info@jiss-japan.com
www.jiss-japan.com